韮崎エリア

大村美術館で、小杉さんと館長が対談

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韮崎市神山町の韮崎市大村美術館で、3月5日まで「小杉小二郎展〜あそび心の世界〜」が開かれている。2月14日には、洋画家の小杉小二郎氏と大村智館長によるトークショーが行われ、約100人が訪れた。

トークショーでは、小杉氏と大村館長の出会いから語られ、「小杉さんの絵は、中が深い何かがある。美術館に収蔵している」(大村館長)と話し、小杉さんの作品が、新聞に連載された記事の切り抜きを集めていたことを紹介。また、小杉さんは「私も大村さんのノーベル賞の号外を持っています」と会場の笑いを誘った。

2人の対談は、海外の話や作品づくり、美術館通いなど、多岐にわたり、今回の展示について「見て楽しく、気持ちが和らぐ。挿絵はいろんな表情で遊び心がある」(大村館長)と語った。

同美術館展示は、銀座百展会が発行するタウン紙の「銀座百展」の表紙原画57点をはじめ、新聞連載小説の挿絵原画46点を展示している。

問い合わせは☎23・7775まで。