できごと

地域住民と首都圏在住者が田植えで交流

anayamataue首都圏在住者を対象に、農業体験を通して、心や体のストレスの軽減を図る「THE・たうえ」が、5月20日、穴山町新田地区の田んぼで開かれ、東京都や神奈川県などから25人が参加した。穴山町ふれあいホール協議会(石合栄之会長)と緑と大地の会(梶田一男代表)の共催。

このイベントは、平成25年から農業体験を通して穴山町の自然を知ってもらおうと、同町在住の兵藤光久さんが所有する田んぼ(約500平方㍍)を利用して行われているもの。今年で5回目。

当日は、雲ひとつない青空の下、参加者たちは兵藤さんや地域住民の指導を受けながら、横一列に並び、「田引きひも」を使って等間隔に約15㌢のコシヒカリの苗を手作業で植えたほか、休憩時間には、田んぼの中に生息する水生生物を観察する参加者の姿も見られた。

田植え後の管理は、兵藤さんが行い、9月下旬に収穫イベントを予定している。

兵藤さんは「首都圏の人たちが農業体験を通して穴山町に関心を持ち、移り住んでくれたらうれしいです」と語った。

農業体験に興味があり、神奈川県横浜市から始めて参加した吉村彩花さん(23)は「アスファルトに囲まれた生活で息苦しさを感じていましたが、土や泥に触れ、豊富な緑があるこの土地の空気を吸い、新鮮な気持ちになりました」と話した。

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