韮崎エリア

文田選手凱旋。レスリング世界選手権優勝を報告

 8月22日に、パリ(フランス)で行われたレスリングの世界選手権男子59㌔級グレコローマンスタイルに初出場し、日本の男子選手で34年ぶりに優勝する快挙を成し遂げた神山町出身の文田健一郎選手(日体大・21)が、9月5日、韮崎市役所を訪れ、内藤久夫市長などに優勝を報告した。

文田選手は母親の美由紀さん(47)と共に市役所を訪れると、大勢の職員や市民が拍手と歓声で出迎え、優勝を祝う花束を職員から受け取ると満面の笑顔を見せた。

優勝報告で文田選手は「5試合を闘い、自分の力を全て出し切って優勝し、金メダルを持って帰ってくることができました」と話し、内藤市長は「チャンピオンの座を守ることは、チャンピオンになることよりもさらに難しいことだと思う。多くの人が、東京オリンピックへの期待を口にし、プレッシャーもかかると思うが、市民はこぞって応援している」と激励した。

市長への報告を終えた文田選手は、3年後に開催される東京オリンピックで金メダルを獲得することを目標に掲げ、「現状に満足していてはだめ。オリンピックの金メダルを持ってまたここ(市役所)に来たい」と意気込みを語った。

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