北杜市内の2つの酒蔵が相次いで蔵開きを実施し、日本酒好きな甘党が、新酒の味にのどを鳴らした───。

白州町の山梨銘醸株式会社(以下:七賢)で、3月3日から酒蔵開放が始まった。今回40周年を迎えた酒蔵開放では、「見て、触れて、存分に味わっていただく」をテーマに、さまざまな企画を用意している。11日まで。(写真は、七賢)

人気のきき酒コーナーでは、チケットの購入(きき酒料1000円)で、全22種類の七賢の味が楽しめる。8種類の高級酒のほか、酒蔵開放限定の本醸造無ろ過生原酒の「蔵出し」3種も用意されており、今年の新酒の味を楽しもうと多くの人が訪れている。

また、醸造蔵見学は平日が1時間ごと、土日は30分間隔で行われており、申し込み順で15人ずつ案内している。

さらに、「七賢コラボグルメ」として塩こうじを使ったモッツァレラチーズやあわびの日本酒浸し、合がもの酒かす漬けなども並んでいる。

七賢では、「平日の来店ならゆっくりと楽しむことができます」といい、「美味しいからと飲み過ぎないように、水を飲みながらゆっくり楽しんでいただきたい」と話している。

甲府市から初めて酒蔵開放に訪れた小沢麻里奈さん(27)は、「日本酒が好きなので、前から行ってみたいと思っていた。きき酒の高級酒は、きれいな味で雑味がありません」と話し、醸造蔵見学を楽しみにしていた。

酒蔵開放は午前9時30分〜午後3時30分まで。問い合わせは☎35・2236まで。

 一方、大泉町の谷桜酒造有限会社(小宮山光彦代表)では、3月3日、4日に恒例の「谷桜蔵開き」が開かれ、招待客が無ろ過の新酒の味に舌を鳴らした。(写真は谷桜)

無料開放している蔵開きには、今回、約1500人を招待。粒々辛苦、大吟醸、サクラサクラ、古銭屋、味吟醸の5種類を用意して、酒蔵見学のあとに新酒の試飲会を行った。

小宮山代表は、「酒米にばらつきがあり、(杜氏は)大変だったと思う。香りを少し抑えて欲しいという要望があったので、今年は香りを少なくしている」といい、「(蔵開きでしか)飲めないお酒なので、楽しんでいただきたい」と話した。


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