ヤマガラとツノハシバミ
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クリスマスリースにしていたツルウメモドキ(蔓梅擬)を庭の木に引っ掛けていたところ、寒い日の朝、凍りついたところが融け出して、水滴となって落ちていた。
氷がジワッと水になって、実が支えきれなくなると、ポトリと落下。また、しばらくすると同じように。
光線の具合がよく、落下中の水滴には森の枯木が写り込んでいるし、実にたまりつつある水滴には日が差して光っている。写り具合をすぐに確認できるデジカメ撮影ならではだ。じっくり観察することができた。
ツルウメモドキは虫や木の実のなくなる冬でも、食べ残しがあるところをみると、野鳥にとってはさほどうまいものではないのだろうか。目立つ赤色なのに。
(文・写真 高木宥)