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四氏がこれからの地域づくりを語る

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著書に「里山資本主義 日本経済は『安心の原理』で動く」などで知られる日本総合研究所主席研究員の藻谷浩介氏ら四人を講師に迎え、現代の問題を複合的に捉え、これからの地域づくりを考える講演会「しなやかな地域のつくり方〜過去・現在・未来を見つめる対話〜」(しなやかな地域のつくりかた実行委員会主催)が、六月七日、長坂コミュニティ・ステーションで開催された。

最初に登壇した藻谷氏は、「しなやかな地域のつくり方」をテーマに、北杜市や東京都の人口が将来どのように変化していくのかを年代別に紹介し、北杜市は、あと四十年くらいで十四歳以下の子供が0人になり、あと五十年ほどで現役世代がいなくなるペースの深刻な減少であることを説明。

「地産地消と子育て支援で、若者の減少を抑えることが必要です」、「北杜市は自然豊かで、都心からのアクセスもいい。個々が別々のことをするのではなく、市全体が協力し、活動していけばより良い市になります」と語った。

続いて、首都大学東京都市教養学部の山下祐介准教授による「限界集落と多様性を考える」をテーマにした講演や「地域が豊かになるということ」と題したJTIC.SWISS代表の山田桂一郎氏の講演、写真家の小西貴士さんの「森の保育園建設を通して見えてきたこと」についての講演などが行われた。

◎北杜市の情報は八ケ岳ジャーナルまで

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