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野鳥画家小林重三と薮内正幸を語る

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野鳥画の第一人者といわれる、小林重三氏の三女で北杜市在住の国府田奈美氏と、薮内正幸氏の長男で白州町の薮内正幸美術館の薮内竜太館長を語り手として迎え、「茶話会 野鳥画家小林重三と薮内正幸を語る」が、2月5日、大泉町の大泉総合会館で開かれた。主催は八ヶ岳自然クラブ(竹内時男代表)。

当日、国府田氏は、「戦争時代、芸術家は国賊として扱われ、とてもひどい目にあった。それでも父は毎日絵を描き続け、家族を大変な思いにさせた。もう絵描きはこりごりだ」と、約40人の参加者を笑わせながら、小林氏の絵にかける情熱を語った。

続いて、薮内館長が、「鳥に関する情報が少ない時代で、見たことのない鳥を描くことになった際、海外で研究された鳥の骨格を見て、学んできた鳥の行動と結びつけて描いた。後に、実物の鳥を見た時、同様に描かれていた」というエピソードを語り、薮内氏が描いた昭和32年のカレンダーの原画を紹介し、会場を魅了した。

◎北杜市の情報は八ヶ岳ジャーナルまで

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