縄文時代前期の大集落「堰口遺跡」展
webtoday
WEBTODAY
水辺に浮かぶ能楽殿を舞台にした夏恒例の「第26回八ヶ岳薪能」が、8月3日、小淵沢町の身曾岐神社で開催され、約1000人が、奥ゆかしい日本芸能の世界に引き込まれた。
当日は、奉演に先立って神職4人による神事が行われたほか、武蔵野大学の増田正造名誉教授が客席の前に立ち、「言葉が分からなくても能が人々に感動を与えるのは、人間の心そのものを題材にしていること、演技力が磨き上げられていることなどがある」と、能の魅力や演目の見どころを紹介した。
辺りが薄暗くなると、能楽殿の周りにかがり火が灯され、幽玄な雰囲気が漂うなか、宗家門下の角幸二郎氏や人間国宝の山本東次郎氏、観世清和氏らが登壇して、能の「吉野天人」と「葵上」、狂言の「呼声」を演じた。
◎北杜市の情報は八ヶ岳ジャーナルまで