くらし

地元の食材を使った土産品を試験販売

北杜市雇用創造協議会では、北杜市の特産品を開発し、生産・販売を通して地域の雇用に結びつける取り組みとして、2種類の商品を開発。2月9日〜17日の期間、道の駅や商業施設、サービスエリアなど市内10カ所で試験販売を実施する。

雇用創造協議会が企画し、団体や個人と地域連携しながら開発したのは、「名水の里北杜味噌」と「八ヶ岳高原野菜スイーツ」の2種類で、首都圏をターゲットに、商品内容からパッケージデザインまで、付加価値の高い北杜市産の土産物として開発された。

「名水の里北杜味噌」は、北杜市産の大豆を使用した米みそと調合みそで、5種類を用意。仕込みから完成まで約1年を要する天然醸造を売りにしたもので、市内でみそを生産する虹の会や八ヶ岳高原土の会、味の里はくしゅうなど5団体が生産している。

パッケージには、ミニ木樽を使い、みその製法やメニューなども紹介。単品は150グラム800円(税込)の設定で、3種詰め合わせは化粧箱入りの税込2000円になっている。

「八ヶ岳高原野菜クッキー」は、観光客に人気の高い高原野菜の収穫時期が限られていることから、1年を通して活用できるようドライパウダーに加工。パウダーは、パンや麺、飲み物としても利用できるが、北杜市産の土産物がコンセプトということもあり、クッキーとして商品開発に着手した。

今回発表したのは、「黒米クッキー」、「レタスのラングドシャ」、「トマトのラングドシャ」の3種類で、パッケージは三角すいにして、〝山〟をイメージしている。価格は16枚入りで税込650円。

問い合わせは☎30・7511まで。

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