正月用しめ飾り教室開く
nagasaka
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若者の環境教育や国際協力への理解を深め、企画力や行動力などを身に付けてもらおうと、キープ協会は3月4日から7日までの4日間、恒例の「清里ユースミーティング」を開き、日本や中国、ベトナムの学生20人が参加した。
今年のテーマは、「日米連携から持続可能な経済×環境を考える」で、学生たちはアメリカの国立公園の取り組みやアメリカと日本の国際協力の事例を学んだほか、国の天然記念物のヤマネを通した環境教育プログラムなどを体験した。
続いて5グループに分かれ、座学や体験を通して学んだことをもとに企画づくりに挑戦。フードバンクの活動を学ぶイベントや学生がアメリカの植林ボランティアに参加できる企画、生産方法や物流などの環境に配慮した食材でハンバーガーをつくるキャンプ企画など、環境保全や食品ロス問題、国際協力などについて考えさせる企画が並び、良い点や改善点などを話し合った。
松本大学観光ホスピタリティ学科の中村留奈さん(2年)は、「農場から食卓までのプロセスが切り離されて、食に関するさまざまな問題を知らない人が多いと思う。観光は、このプロセスを知る手段になりうると実感した」と話した。