できごと

卒業式に植樹した桜が早くも開花

3月1日に行われた北杜市立甲陵高等学校の卒業式後の植樹祭で植えられた宇宙神代桜の子桜の苗木が、約1カ月後の4月5日に開花し、関係者を驚かせている。

この桜は、同校のきぼうの桜計画に対する参画と功績をたたえ、宇宙飛行士のリロイ・チャオ氏と山崎直子氏が寄贈したもので、2016年3月に発芽し、高さ約1・7㍍の3年目の苗木。

同校の小尾和正校長は、「4月5日に、南側の桜で開花を確認した」といい、「(開花は)驚きで、うれしい限り。卒業式に出席した関係者に、6日の入学式で開花した様子を見ていただけた」と笑みがこぼれる。

また、武川町在住の桜守・三枝基治さんによると、「宇宙桜の子桜の苗は、開花が早く、一般的には開花まで6年くらいかかるのが、3年目くらいで咲くことが多い。10本中6本は咲いている」、「花芽がついていたので開花すると思っていた」と話している。

(写真は4月16日撮影)