くらし

年末の交通事故防止県民運動実施中

12月1日〜31日まで、年末の交通事故防止県民運動が県内で行われているが、北杜警察署では、1日、高齢者ドライバーを対象にした「交通安全講習会」と「安全運転サポート者試乗会」を長坂自動車教習所(小宮山浩之社長)で実施した。

当日の講習会であいさつに立った広川勉署長は、今年10月末までの人身事故で、高齢者が関係する事故が全体3分の1を占めているとし、「高齢者対策が喫緊の課題になっている。加齢に伴う注意力の低下を学び、今後の安全運転に役立ててもらいたい」と語った。

講習会では、「出合い頭の事故」、「交差点右折時の事故」、「駐車場のバックでの事故」という高齢者事故の上位3つを紹介しながら、見る力や注意力、動体視力についてなど、体験を交えながら行われた。

続いて、教習コースを利用し、安全運転サポート車の試乗が行われ、衝突軽減ブレーキを搭載した軽トラックと乗用車に試乗して、障害物に近づいた時の車のブレーキ動作を体感した。