できごと

子供たちが取材「ほくとこ」創刊

小学4年〜6年生の目線で市内を取材し、原稿づくりや編集、ラジオ収録などを通して、北杜市のすばらしさを伝えようと、2018年からスタートした「水の山こども情報局」(一般社団法人里くらの主催)のフリーペーパー「ほくとこ」の編集がまとまり、創刊した。

この「ほくとこ」はA4判の18㌻で、1000部を作成。静岡県や東京都で子供たちと大人が一緒に地域のことを伝える活動「コドモ・ローカル・マガジン」(通称:コロマガ)のプロジェクトに参加して発行した。

雑誌のタイトルは、子供たちにアンケートしたもので、「びーたら」や「わにわに」、「ほくとこ」などが提案され、最終的に「ほくとこ」に決まり、ロゴデザインで、目、鼻、口など五感を表現しているという。(写真)

「ほくとこ」の制作は、19年11月から準備に入り、萌木の村オルゴール博物館をはじめ、実相寺、レストラン睦、八ヶ岳チーズケーキ工房の施設のほか、バレーボールの監督など、15人が15カ所を取材したが、新型コロナウイルスの影響によって作業が一時中断、追加取材などを経て、今回の完成に到った。

雑誌づくりスタッフの篠鉄平さんは、「子供たちは書くこと、調べることをやりたくて参加したので、積極的だった」と振り返り、「(完成後の)アンケート調査では、全員がまた参加したいと答えている」と笑みをこぼし、市内の図書館や道の駅で配布しているという。

「ほくとこ」第2号は今年中に制作する予定で、詳しくはホームページhttps://kids-news.netから。