くらし

子供を対象にした「おかねの学校」

お金の成り立ちから役割、使い方や貯め方などを学ぶ「おかねの学校@オンラインワークショップ」が2月4日、八ヶ岳エリアの子供たちを対象に開かれ、児童や生徒の6人が参加した。

このおかねの学校は、地域課題の発見や解決策の模索に取り組む市民シンクタンク「NPO法人トイロコミューンデザイニング」が主催したもので、1月7日から3月18日まで全6回開催。

コロナ禍における子供たちのオンライン学習の推進を図ろうと、ウェブ会議システムの「Zoom(ズーム)」を使って実施した。(写真)

3回目のワークショップとなった同日のテーマは「お金を使う」で、子供たちは、耐久性や値段といった物を買う基準について考えたり、公共サービスにはいくら費用がかかっているのかを予想。価格決定の仕組みや税金といった「身近なお金の使われ方」を学んだ。

参加した子供たちは、「普段は無駄かどうかだけを考えて買い物をしていた。いろいろな基準があることを知れてよかった」、「自分が思っていたより物の値段が違った。価値を考えながらお金を使っていきたいと感じた」などと感想を話した。

同おかねの学校は、2月18日、3月4日、18日にもテーマを変えて開催する。各回、定員は10人程度。「おかねの学校@オンラインワークショップ