白色のササバギンラン (ラン科キンラン属)

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一昨年の5月中旬、別荘地内の道路脇に全身白色のササバギンランが咲いていました。普段はよく見かけるササバギンランとは異なり、白いササバギンランだったので、これは珍しいと文献を調べると、光合成を止めた植物たち(菌従属栄養植物)の記事が掲載されていました。

熱帯から亜熱帯に分布し、日本では60種が確認され、最も有名なのはギンリョウソウ(ツツジ科ギンリョウソウ属)で白く幽霊のように見えることから「ユウレイソウ」の別名もあります。

この白色のササバギンランは「部分的菌従属栄養植物」で、突然変異で生まれて光合成する能力を失い菌類から奪った栄養だけで生存し、葉緑体を持たないために白っぽい姿をしているそうです。(文 坂本房江・写真 鋼治)

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