韮崎エリア

韮崎産ワインのブランド化に向け、委員会実施

 韮崎産ワインの産地化・ブランド化の推進に取り組む韮崎産ワインプロモーション実行委員会(保坂耕会長ほか14人)は、6月23日、韮崎市役所で第1回目の委員会を開き、今年度の事業計画やワインに関する市の事業などについて確認した。

 2019年に設立された同委員会は、市内のブドウ農家やワイナリー設立予定者など、15人が参加して韮崎産ワインの周知や地域振興の寄与を目的に活動している。

 議事では、市の産業観光課の担当者が今年8月から来年2月にかけて全7回の市民向け「ワインセミナー」を韮崎市商工会と共催で開催することや、10月に韮崎中央公園で「にらさきワインフェスティバル」を開く計画などを説明。

 また、市の「小規模ワイナリー開業予定者サポート事業」について、穂坂町の本坊酒造株式会社マルス穂坂ワイナリーで、ワインの醸造などに関する研修・指導を受けることができると紹介した。

 意見交換では、「新型コロナの感染対策を徹底した小規模イベントでワインをPRしていきたい」といった声や「コロナやウクライナ危機により、小規模ワイナリーの着工が遅れている。年内の開業ではなく、来年秋を目指す」との現状報告もあった。

 産業観光課の担当者は、「小規模ワイナリーの誘致において、設立希望者の課題になっているのは、資金、知識、販路。委員会での意見を集約して、課題を解消できる仕組みを考えていきたい」と話している。

 

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