武田の里音楽祭開催、500人の来場者楽しませる
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中島地区(小仲沢一夫区長)の塩川グラウンドで、正月飾りや神物などをたき上げて年神様を送る小正月の伝統行事「どんど焼き」が、1月8日、新型コロナウイルス感染防止対策のため規模を縮小して開かれ、地域住民約140人が参加した。
当日は、地区役員約10人が直径1・5㍍ほどの「どんど場」をつくり、たいまつで火入れを行い、訪れた地域住民は無病息災や子孫繁栄などを祈願して持参したしめ縄や門松、破魔矢などを火に投じた。また、たき上げ後には来場者にミカンや菓子などの土産を配布した。
親子で参加したという同地区1丁目在住の浅川真紀さん(42)は、「昨年中島に引っ越してきて、初めて参加した。家族が何事もなく1年間を過ごせるように願った」といい、莉愛さん(韮崎小5年)は、「地域の人たちと集まって火を囲むのが楽しかった。国語の勉強ができるようにお願いした」と笑顔で話した。
小仲沢区長は、「コロナ禍や地域の高齢化もあり、参加者が年々減少傾向にあるが、これからも訪れた子供や子育て世代に地域愛や伝統行事の大切さを伝えていきたい」と話した。
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