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キャンプ場に神代桜の子桜植樹

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 福島県浪江町でキャンプ場を経営していた鷹野好男(52)さんは、2011年3月11日の東日本大震災で被災して、山梨県に移住。16年からは武川町でキャンプ場の経営を開始した。被災経験の話を知った武川町の桜守・三枝基治さんが、「被災地支援活動の『きぼうの桜計画』を広く知ってもらいたい」と3月11日、同キャンプ場に神代桜を植樹した。

 このキャンプ場は、武川町柳沢の「Foresters Village Kobitto 南アルプスキャンプフィールド」で、16年にオープン。22年の夏前に、造成工事をしていた業者の仲立ちで三枝さんが紹介され、今回の桜の植樹へと発展することになった。

 3月11日に行われた植樹祭では、10年に発芽した山高の神代桜の子桜と18年に発芽した宇宙神代桜の子桜の2本が寄贈され、山崎直子さんが紹介するフライト証明も手渡された。

 三枝さんは、きぼうの桜計画として東北地方に宇宙桜の子桜を植樹する活動を続けてきた経緯から、この活動を広く知ってもらおうと桜の植樹したことを紹介した。

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