子供が自らつくる「弁当の日」講演
nagasaka
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2008年に打ち上げられたスペースシャトル・エンデバー号に乗って国際宇宙ステーション「きぼう」で約8カ月間滞在し、地球に帰還した山高神代桜の種から発芽した宇宙桜の子桜の苗が、新潟県糸魚川市(米田徹市長)の美山公園に植栽され、5月9日、「宇宙(そら)桜お披露目式」が開かれた。
この宇宙桜の苗木は、「きぼうの桜計画」を進めている「一般財団法人ワンアース」の長谷川洋一代表理事が、16年12月に発生した糸魚川市駅北の大火復興の願いを込めて寄贈したもので、神代桜の桜守の三枝基治さんと糸魚川市民の交流によって実現した。
式典で長谷川代表理事は「山梨県北杜市から宇宙を旅した桜がやってきました」と市内4小学校を代表して参加した児童を前に話しはじめ、「この桜は1000年生きていくでしょう。31世紀の子孫も見ることになると思います」、「きぼうの桜を糸魚川市の名物、モニュメントにして、桜と共に成長していって下さい。そして多くの仲間たちとの交流のきっかけにしていただけたらうれしい」とあいさつした。