韮崎エリア

文田選手の金メダルに歓喜、韮崎市役所でパブリックビューイング

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 パリ五輪レスリング男子グレコローマンスタイル60㌔級決勝戦に臨んだ文田健一郎選手(ミキハウス・28)を古里から応援するため、8月7日未明、韮崎市役所にパブリックビューイング会場が設けられ、優勝のジャッジに会場は歓喜に包まれた。

 当日は、午前3時頃の試合開始にも関わらず、文田選手の母校・県立韮崎工業高等学校の後輩や教諭、市民など約90人が来場し、エントランスホールに設けられたイスに座ってモニター越しに声援を送り、優勝が決まると「おめでとう」の声や文田コールが起こり、偉業を称えた。

 韮崎工業高校レスリング部の中沢幸将さん(2年)は、「序盤から積極的な攻めの姿勢だったので勝てると思った。文田先輩は米満先輩に続く五輪の金メダリストで学校の誇り。自分もグレコの選手なので、次の大会で表彰台に立てるよう練習に励みたい」と興奮気味に話した。

 また、神山町から参加した嶋田均さん(76)は、「東京五輪で銀メダルだった悔しさを晴らしてくれた。地元からの応援が届いてうれしく思うと同時に、よく頑張ったねと感謝したい」と語った。

 内藤久夫市長は、「目標に向かって努力し、実現する生き方に多くの人が勇気や元気、希望をもらったと思う。韮崎市から金メダリストが生まれたことは大きな誇りであり、市をあげて祝福したい」と話した。

 グレコローマンスタイルの日本勢の金メダル獲得は、1984年バルセロナ五輪の52㌔級の宮原厚次選手以来40年ぶり。

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