韮崎市9月定例市議会、8月29日に開会

8月29日に開会する韮崎市9月定例市議会を前に、22日、定例記者会見が開かれ、一般会計に7億1332万円を追加補正し、一般会計の総額を190億3087万円とする補正予算案や条例改正など27案件を提出することを発表した。今議会の会期は、9月18日までの21日間で代表質問と一般質問は9月9日と10日を予定している。
記者会見で内藤久夫市長は、来年度の新入学児童に希望制でリュック型の通学用かばんを無償配布する「小学校教育振興事業」を行うことを明らかにした。
この事業は、子育て世代の経済的な負担を軽減するとともに、革製の通学用かばんに比べて軽いというナイロン製のかばんを使用することで児童の身体的負担を軽減することを目的に実施するもので、市の教育課の担当者によると、県内の自治体では初めての取り組みという。
また、10月12日に韮崎市制施行70周年を記念した「韮崎市制祭」を本町通りや駅前通りを歩行者天国にして開催することを発表した。
市制祭では、年齢や性別、運動能力などに関わらず楽しめるという「ゆるスポーツ」をはじめ、ダンスフェスティバル、黒板アート体験、市内小中学校による鼓笛隊のパレードなどを実施すると説明した。
補正予算の主な内容は、本町の韮崎市保健福祉センターの改修工事にかかる「保健福祉センター改修事業費」(3億8968万円)や韮崎大村美術館を増築するための「美術館管理運営費」(2347万円)、市民バス竜岡線のAIオンデマンド交通システム導入などにかかる「市民バス運行事業費」(1607万円)、旧市営養護老人ホーム「静心寮」に隣接する道路拡幅のための「市単独道路整備事業費」(1435万円)など。
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