観光パンフレット一新、韮崎市の情報詰め込む一冊に

　一般社団法人韮崎市観光協会では、２００９年に作成した観光パンフレットの内容が古いことから、内容を見直して、写真をふんだんに使った観光パンフレット「arki（アルキ）」を製作し、韮崎市民交流センターニコリなどで配布している。

　この「arki」は、Ａ４変形判の40㌻。「にらさきの日常を歩く」をコンセプトにして、フィンランド語の「毎日」を意味する名称が選ばれたという。

　「arki」では、話題のカフェやランチ、ディナー、スイーツなどの飲食店やショッピング、韮崎産ワインの魅力を紹介。また、絶景が楽しめるスポットとして鳳凰三山や甘利山、茅ヶ岳なども掲載している。

　このほか、縄文ドギドキ総選挙２０２２で全国１位に輝いた「ミス石之坪」や戦国武将の武田勝頼に関連する場所、ノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智博士、「たなばたさま」作詞者の権藤はなよなど、韮崎市に関連する内容をギュッと詰め込み、手にして楽しめる一冊になっている。

　同協会の担当者は、「料理や風景など、写真を多く掲載している。視覚で興味を誘い、実際に足を運ぶきっかけにしてほしい」と話し、今後は県外で実施している観光キャンペーンなどでも来場者に配布するとしている。

　この「arki」は、２万２０００部製作され、ＪＲ韮崎駅内のにらさき情報掲示板や韮崎市役所などで配布している。問い合わせは℡22・１９９１まで。

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