文田健一郎選手が凱旋、地元住民が銀メダル獲得を祝福
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韮崎市の名誉市民でノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智博士は、10月3日、今年6月にノーベル賞受賞を祝うために贈られた太刀(刀匠・小野潔さん作)を神山町の白山神社に奉納した。
この太刀は、神奈川県在住の刀匠・小野潔さん(76)が鎌倉時代の太刀を参考にして1992年に制作したもので、長さ0・8㍍、最大幅3㌢。
白山神社で行われた奉納式には、大村博士や小野さんなど関係者20人が出席。藤原武男宮司による神事が行われ、太刀を奉納。式後に韮崎大村美術館に移動して、太刀を披露した。
奉納された太刀は白山神社が無人なことから韮崎大村美術館で保管することにしており、10月中旬から大村記念室に展示する予定という。
小野さんは、「大村先生がノーベル賞を受賞した2015年に太刀を贈る予定だったが、偉大な方に贈っていいものかと長い間迷っていた。大村博士に喜んでいただき光栄です」と話した。
大村博士は、「(太刀は)魂を込めて刀匠がつくったことを感じる出来栄え。白山神社の氏子をはじめ、多くの人に見てもらいたい」と話している。
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