韮崎エリア

文化交流50周年を記念し、タカトオコヒガンザクラ植樹

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 韮崎市と長野県伊那市の文化交流50周年を記念した「植樹式」が、10月12日にJR韮崎駅前広場で開かれ、内藤久夫市長と白鳥孝伊那市長が全長約2㍍のタカトオコヒガンザクラの苗木1本を植樹した。

 韮崎市と伊那市は、武田信玄公の四男・勝頼が城主になった新府城跡(韮崎市)と高遠城跡(伊那市)が残されている縁から、1974年に文化交流を開始した。

 当日は、白鳥市長が「高遠と韮崎は武田家の縁で結ばれ、交流から50年という長い歴史を重ねてきた。春にきれいに咲くコヒガンザクラを眺めに来たい」とあいさつ。

 また、内藤市長は、「伊那市との文化交流50年周年の節目を迎えることができてうれしく思う。これからも歴史を大切にしながら交流を重ね、両市が発展していくことを願っている」と述べ、両市長が樹齢4年の桜を植樹した。

 タカトオコヒガンザクラは、伊那市高遠町の固有種で花弁が小さく、濃い紅色が特徴といわれ、韮崎市には78年に韮崎駅前広場の落成に併せて初めて植樹された。現在は約20本の桜が春の訪れを告げている。

 

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