災害時の調理法など学ぶ「防災ピクニック」
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神山町の一般財団法人韮崎大村財団(上野政巳理事長)は、10月13日に蛍雪寮や日本庭園「創新苑」を会場にした「韮崎大村記念公園祭り」を初めて開き、約300人が来場した。
この祭りは、大村記念公園や来年3月に移築完了を予定している市指定の有形文化財(建造物)の茶室「旧畠山一清邸新座敷」を周知するために企画された。
当日は、蛍雪寮で市民有志による茶席、創新苑近くの管理棟駐車場で餅つき大会が開かれ、来場者に茶やつきたての餅などが振る舞われた。
甲府市から親子で参加した野田朱莉さん(11)は、「茶道の作法を教えてもらって、初めて抹茶を飲みました。少し苦かったけど、いい経験になった。自分も茶道をしてみたい」といい、母親の理沙さん(40)は、「白山温泉の近くにこんなに整備された場所があるとは知らなかった。茶室が完成したらまた来たい」と話した。
同法人の大村義之常任理事は、「想定以上の人が来て驚いた。茶室が完成すれば、より日本の文化に触れたり、風景を楽しめる場所になるので、今後も継続してイベントを開いていく」と語った。