赤岳の巨大 「エビのしっぽ」

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「エビのしっぽ」とは、空気中の水分が風により木の枝や岩にあたって次々に凍り付いた「霧氷」の一種で、層状に発達した形が海老の尾に似ていることからその名が付いた。

最近は温暖化の影響か、八ヶ岳でも湿気を含んだ風が吹くことが多くなり、その結果「エビのしっぽ」も大きく成長する様だ。

写真は赤岳の頂上(南峰)にある赤嶽神社の石祠(せきし)に巨大「エビのしっぽ」が付いた様子。このまま発達すれば「樹氷」になるかも知れない。

「樹氷」は「霧氷」や「樹霜(じゅそう)」が大きく成長し、樹木全体を覆って出来る物で、見た目と違い意外と堅い細氷の集まりで、少し標高が低く湿度が高い北八ヶ岳では毎年「もう少しで樹氷」になりそうな霧氷が見られるが、今年は、本当の「樹氷」が見られるかもしれない。

(文・写真 渡辺秀正)

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