インターハイ出場の生徒、市長に意気込み語る
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円野町の有限会社パディフィールドは、3月9日に韮崎市民俗資料館と協力して、円野公民館駐車場で親子を対象にした農業ワークショップ「農業の今昔 お絵描きしながら考えよう」を初めて開いた。
このワークショップは、農業への関心を親子で持ってもらおうと、同社の内藤将代表と同資料館の閏間俊明さんが講師になって、昭和から現在までの農業の移り変わりを紹介しながら、農作業に触れてもらおうと企画した。
当日は、親子5組13人が参加し、閏間さんが江戸中期から使われてきたという脱穀機「千歯こき」や明治末期に開発された「足踏み脱穀機」を紹介。内藤代表はトラクターやコンバインについて、「江戸時代から農機具が進化して、現代ではより多くのコメの栽培や収穫が効率よくできるようになった」と説明した。
また、参加者は千歯こきや足ふみ脱穀機を使った脱穀作業を体験したり、会場に並べられたトラクター3台をキャンバスにした「キットパスでお絵描き」に参加して思い思いの絵を描いた。
本町から参加した清水彩芭さん(韮崎小2年)は、「トラクターに絵が描けて楽しかったです。農家の人が大切につくったお米を残さず食べようと思いました」と話した。