八ヶ岳自然散策

リンドウ(竜胆)

nagasaka

秋も深まり、空の青さを移したかのように、リンドウは鮮やかな青紫の花を咲かせます。

その名は竜胆の音読み「りゅうたん」が「リンドウ」になったとか、また、その根の苦味は熊の胆よりも強いため竜胆と称したともいわれ、漢方の健胃薬としても利用されます。

リンドウ属は広く世界に分布し、約五百種あり日本には約十三種が知られています。

秋九月から十月に開花。庭の林のすみに自生していたものから種を取り栽培してみました。

土壌が合ったのか、三、四年を経てしっかり根を下ろし、毎年立派な花をつけるようになりました。

花の色は場所によって微妙な色の濃淡があります。

(文・写真 大石彰)

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