韮崎エリア

工事現場入口で児童画展開催

藤井町駒井にある駒井橋の耐震補強工事を行っている富士島建設株式会社(岩下佳仁代表)は、1月26日から、工事現場の出入り口に隣接するサイクリングロードに市立韮崎北東小学校の児童が描いた絵画作品を展示し、歩行者の目を楽しませている。3月31日まで展示している。(写真)

この作品展示は、地域住民に工事現場への理解を求めるとともに、工事現場に親しみを持ってもらおうと、地域貢献事業として昨年12月に同社の秋山啓現場代理人が企画した。

作品は12月に同社が韮崎市教育委員会を通して、工事現場がある学区の韮崎北東小の5、6年生に依頼。冬季休業期間の自由課題として募集し、29点が寄せられた。

サイクリングロードに設置された絵画作品の特設コーナーには、A4判の画用紙に色えんぴつや水彩絵の具で描かれた駒井橋や工事車両、花、動物などの色鮮やかな作品が並んでいる。

サイクリングロードを利用してウオーキングしているという藤井町在住の作地真さん(71)は、「子供たちの絵を見て温かい気持ちになる。どんな工事をしているのかという関心も高まる」と話す。

秋山現場代理人は、「児童や学校、教育委員会の協力で素敵な作品が集まった。建設業に興味を持ってもらえたらうれしいので、今後も地域の人に喜ばれる事業を実施していきたい」と話した。