韮崎エリア

穂坂小学校で環境学習会

 韮崎市と韮崎市環境事業協同組合(向山陽一郎理事長)は、ごみの減量や地球環境に関するクイズを通して子供たちに自然を守る大切さを伝える巡回授業「韮崎市環境学習会」を6月11日から市内小学校でスタートした。

この環境学習会は、2013年から環境問題を身近に感じてもらおうと市内小学校全校と保育園、幼稚園など3園を巡っているもので、12月までに巡回を終える。

11日は、市立穂坂小学校(土屋裕校長)の4年生11人を対象に環境学習会が開かれ、やまなしエコティーチャーの篠原充さんと市の市民生活課の貝瀬雄斗主事を講師に迎えた。

学習会では、韮崎市の年間のごみの排出量やごみ処理にかかる費用などをクイズ形式で紹介し、篠原さんは「家庭でできるごみの減量方法」として、「生ごみは1㌔あたり、0・8㍑の水分が含まれている」といい、「水をしぼると燃えやすくなり、二酸化炭素の排出も抑えられ、地球温暖化の防止につながる」と語った。

また、貝瀬主事は、海岸に打ち上げられたプラスチックごみ(以下:プラごみ)の写真を見せながら、プラごみによる海洋汚染について、「川は海につながっている。海がない山梨県でもできることとして、ペットボトルやビニール袋などをなるべく使わないようにすること。そうすればプラごみを減らすことができる」と説明した。

横森真之祐さん(4年)は、「水筒を使うことでプラごみが減り、川や海を守れると知った。生ごみの水をしぼるのは、すぐに家でしてみます」と話した。

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