韮崎エリア

SDGs推進へ、市の職員が研修会

 国際連合(国連)が2030年までに達成を目指す「持続可能な開発目標(SDGs)」への理解を深めようと、韮崎市は9月28日、市の職員を対象にした研修会を市役所で開いた。

この研修会は今年7月、「韮崎市第7次総合計画」に「SDGsの推進」を追加したことから、SDGsの概要や施策への取り入れ方について学ぶもので、NPO法人SDGsネットワークやまなしの内田智之代表理事を講師に迎えた。

当日は庁内14課から約30人が参加。「SDGsの概要〜持続可能な社会の構築を目指して〜」をテーマに内田代表理事は、「貧困や人口減少、自然災害、ごみ問題などの地域課題は、SDGsが掲げる17の目標のどれかに結びついている」と説明した。 また、滋賀県湖南市の「CO2排出ゼロ宣言」や鹿児島県志布志市の使用済み紙おむつの再資源化など、全国の事例を紹介し、「地域の特色や個性を生かした施策を各課で提案することが必要」といい、「人々の不安を希望に変えるため、SDGsの達成がある。一人ひとりができる行動の実践をしてほしい」と語った。

 

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