韮崎市の移住パンフが山梨広告賞の協会賞受賞

　韮崎市が昨年９月に作成した移住パンフレット「韮崎市移住ＢＯＯＫ　ＮＩＲＡＳＡＫＩその先に。」が、「山梨広告賞」（山梨広告協会主催）の印刷物の部雑誌・フリーペーパー部門の協会賞に選ばれ、12月９日、山梨県立図書館イベントスペースで表彰された。

山梨広告賞は、１９７１年に広告の発展や広告制作の担い手の育成を目的に創設したもので、50回目を迎えた今年は、広告代理店や広告主などから１０７点が寄せられ、４部門29点を表彰した。

市の移住パンフレットについて、審査委員長を務める山梨美術協会の保坂博司会長は、「ほのぼのとした温かみのあるイラストで、素朴さがあり、手に取って読んでみたいという気持ちにさせられる。落ち着いた印象を持っている」と講評している。

表彰式で市を代表して表彰盾を受け取った韮崎市移住・定住相談員の花輪若菜さん（50）は、「移住希望者には『分かりやすくて良い』との評価もあり、今回の受賞はうれしい。パンフレットを見てくれた人が少しでも韮崎市に惹かれ、移住を決めるきっかけなるようにしていきたい」と語った。

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