韮崎エリア

首都圏在住者対象に、「韮崎市のファン」増やすバスツアー

 穂坂町のブドウ園やワイナリーをマイクロバスで巡りながら韮崎市を紹介し、交流人口の創出・拡大を図ろうと、NPO法人河原部社(西田遥理事長)は、9月24日、首都圏在住者を対象にしたバスツアー「豊かな韮崎満喫ツアー」を初めて開き、7人が参加した。

 このツアーは、今年7月から韮崎市地域おこし協力隊として河原部社で活動している片上隆三さん(31)が、市の特産品や観光地などを紹介して「韮崎市のファン」を増やし、継続的に市内に訪れてもらうきっかけをつくろうと企画。

 ツアーで一行は穂坂町のブドウ園を訪れ、特産品のブドウがどのような環境で栽培されているか見学したり、ピオーネやシャインマスカットなどのブドウの試食に舌鼓を打った。

 また、同町にあるワイナリーでは、醸造工場の見学や展望テラスからの景色を楽しみ、デラウェアを原料にした白ワインを試飲し、市内の特産品や景色を楽しむ一日となった。 東京都から参加した二ノ宮太一さん(30)は、「韮崎市は知っていたが、観光で訪れることがなかった。景色の良さとブドウのおいしさに驚いたので、友人を誘ってまた来たいと思う」と話した。

 片上さんは、「自分も移住者で、まだまだ韮崎のことを知らない立場だが、首都圏の人たちが韮崎に来るきっかけを提供していきたい」といい、11月には同ツアーの第2弾として市内の観光名所を自転車で巡るサイクリングツアーを計画しているという。

◎60代になったら家族に残す言葉を考える。文章制作から撮影、製本まですべてお任せでできる。

自分史マガジン https://morinchu.jp