50歳以上の市民が気軽に合唱できる場をつくろうと、旭町在住の鈴木正明さん（74）ら３人は、７月６日に合唱グループ「シニア歌声倶楽部エゴラド」を発足し、毎月第１、３木曜日の午後１時から韮崎市社会福祉協議会の施設内で合唱練習会を行っている。
この合唱グループは、今年５月に神山町で歌声喫茶を開いた鈴木さんに参加者から「毎月合唱をしたいが既存のグループに途中から入りづらい」という声があり、鈴木さんを中心に市民３人が発起人となり、練習場所やピアノ伴奏者の確保などを進めて立ち上げた。
７月20日は同会２回目の合唱練習会が開かれ、市民約30人が参加。ピアノ伴奏にのせて「おお牧場はみどり」や「うみ」、「学生時代」などの童謡や歌謡曲約20曲を歌った。
穂坂町から参加した小沢ますみさん（71）は、「今年骨折をして仕事を辞め、家にいる時間が多く、気持ちも落ち込んでいた。歌が好きだったので外に出るきっかけになり、みんなで歌うのは楽しくて気持ちが良いです」と笑顔で話した。
鈴木代表は、「活動を通して会員同士の交流や健康増進などにもつながると思う。今後は参加者から歌いたい曲をリクエストしてもらい、歌っていきたい」と練習会への参加を呼びかけている。
また、同会では参加自由で入場無料の「歌おう会」を毎月第２火曜日の午後１時から市社会福祉協議会で開いており、参加を呼びかけている。
「エゴラド」の合唱練習会への参加費は月額３００円。
問い合わせは☎45・６１２２まで。
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