韮崎エリア

韮崎北西小の児童が段ボールで秘密基地づくり


市立韮崎北西小学校(横内理香校長)で2月8日、1、2年生計28人を対象にした段ボールで「秘密基地」をつくる特別授業が開かれ、女子美術大学の学生7人が講師として参加した。

 この特別授業は、韮崎市と市出身の大村智博士が名誉理事長を務める女子美術大学が2014年に締結した「連携協働の協定」の一環として行われたもので、「協力する大切さを学ぶことや想像力、発想力」を育んでもらおうと初めて企画された。

 当日は、児童4人と学生1人の5人1組の7グループに分かれて、「きって、つなげて、わたしたちだけのひみつきちをつくろう」をテーマに秘密基地を制作。

 児童たちは学生のアドバイスを受けながら、グループのメンバー全員が入ることのできる秘密基地をつくりはじめ、グループごとに工作用カッターで段ボールを切り、ガムテープでつなぎ合わせて壁や屋根を組み立て、出入り口をトンネルにした高さ約1・3㍍のドーム型や高さ約60㌢の壁で囲み、テーブルや椅子を置いた秘密基地など計7つを完成させた。 同小の内藤太志さん(1年)は、「みんなと話し合いながら秘密基地をつくって楽しかった。取っ手を付けたドアにこだわりました」といい、藤原海美さん(2年)は、「段ボールを切るのが大変だったけれど、大学生の先生が手伝ってくれてうれしかった。またつくりたい」と笑顔で話した。

 女子美術大学の関戸愛菜さん(4年)は、「児童と一緒に活動したのは初めてで不安でしたが、(児童から)たくさんのアイデアが出てきて楽しんでもらえた。自分も楽しめました」と話した。

 

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