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若い写真家の意欲作、子供たちのコラージュも展示

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 35歳までの若い写真家の作品を購入して、若者を応援する「ヤングポートフォリオ」の2024年度購入作品展が高根町の清里フォトアートミュージアムで開かれている。

 今回は世界46ヵ国の459人から9229点の応募があり、その中から22人104点の作品が選ばれ、全作品を12月8日まで展示している。

 また、今回の審査委員の百瀬俊哉氏は1995年に始まったヤングポートフォリオ第1回目の作品購入者で、そのほかの委員は同ミュージアム副館長の瀬戸正人氏、写真家の今道子氏、写真家のレスリー・キー氏になっている。

 作品はインドをはじめ、シンガポール、ウクライナ、フィンランド、日本など、幅広い国から集まっており、若い写真家の視点で作品が表現されている。

 作品の「第二の自然」は、「カイヤ&ブランク」(トルコ、ドイツ)の作品で、モバイル端末の出現によって地上にセルタワー(携帯電話の基地局)が整備されているが、南カリフォルニアで撮影したセルタワーは、自然のなかに溶け込もうとしている作品で、デジタル時代の人工物を表現している。(写真)

 一方、今年の5月と7月に「小学生〜高校生による『フォトコラージュ・ワークショップ』」が同ミュージアムで行われ、その作品展も行われている。

 講師は、ヤングポートフォリオ収蔵作家で写真家の高島空太氏。このワークショップのテーマは「今のわたし」で、展示されている作品は、写真や言葉、色鉛筆、動物の切り抜きなど、趣向を凝らして「今のわたし」を表現している。展示は12月7日まで。

 問い合わせはTEL48・5599または、清里フォトアートミュージアムまで。

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