ミズタマソウ
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豪華絢爛(けんらん)を極めた桜の花も散って春の祭典が終わったかに思えたころ、今まで沈黙を守ってきた木々の芽吹きが始まります。
それは本当に素晴らしい命の展開です。裸の枝がほのかに赤みを帯びてきて、うすい黄緑色の芽が出て葉っぱがぐんぐん成長し、緑の美しい青葉・若葉の季節を迎えます。
命溢れるこの時期、森に入って木をよーくよーく眺めてみましょう。運が良ければ、小さな目がジーっとあなたを見つめているのに気が付くでしょう。
フクロウのひなです。ふわふわの羽毛に包まれて、フクロウのひなは丁度この時期、巣から飛び降り、巣立ちを迎えます。まだ飛べないのでよちよち歩いて近くの木に足を使ってよじ登り、木の高みから下界を見渡しているのです。
(文・写真 檜山幸子)