できごと

小淵沢町でアートフェスティバル

nagasaka
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小淵沢町の中村キース・へリング美術館をはじめ、カントリーレストラン・キースプリング、ロッジ・アトリエ、リラクゼーションスパKUROTELの関係四施設が、九月十九日〜二十三日まで「小淵沢アートヴィレッジフェスティバル」を開催している。

初日の十九日は、「小淵沢エクテ09」と題し、キース・へリング美術館の中村和男館長とコロンビア大学アジア研究所教授のクリスティーナ・ラフィン氏を迎えた対談が行われ、「キース・へリングと日本文化」をテーマに語った。

この対談では、クリスティーナ氏の学生に、源氏物語を紹介すると「学生は(源氏物語を)嫌いになる」といい、当時の結婚制度、藤原家などを語って視点を変えていることを紹介。

また、中村館長も「日本はアメリカに遅れているというが、平安時代まで遡ると、日本人はスゴイということになる」と日本の女性文化の広がりを語った。

続いて、キース・へリングと日本文化の関係を紹介する中で、中村館長がなぜキースの絵に興味を持ったのか、日本の中でなぜ小淵沢町に美術館を建てることにしたのかについて触れ、日本人の持つ文化、幅広い感性がキースの作品になじんでおり、「夢や希望を入れながら発信していきたい」とこれからの展望を語った。

同フェスティバルでは、二十二日に「近藤等則ライブ」、二十三日に「カウボーイデー」などを予定しているほか、フレッシュハーブティー、スペシャルシニアデーを行っている。  問い合わせは電話36-5272まで。

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