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長坂町のおいでやギャラリーでは、今月11日まで、明野町在住の浅原友子さんによるインスタレーション「ブレス-呼吸-」を開いている。
浅原さんは、平成16年からおいでやギャラリーで個展を開いており、平成19年からは「ブレス-呼吸-」をテーマに展示を行っている。今回は、油絵の具で彩色した約100枚の和紙を壁や天井、床に貼りめぐらし、空間全体を使って表現している。
「四角い紙ではなく、自由自在に組み立てられるものを」と、和紙は様々な大きさや形に切ってあり、表と裏の両面には赤茶色をベースにした油絵の具が濃淡様々に塗られている。
浅原さんは、「光を通すには、和紙が最適だった。ほどよく絵の具を吸い込んで、丁度よく光が透けて面白い。椅子に座ったり、紙に触れたりして、自由に楽しんでもらえたら」と話している。
一方、浅原さんは、来月15日からキャンピカ明野ふれあいの里で開催される「エコアートビレッジ2011」の野外展「自然と共生するアート」展にも出品を予定しており、今後も明野町を拠点に創作活動を続けていくという。
問い合わせは☎0551-25-3676まで。