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柳沢氏発祥の地「記念祭」開く

nagasaka

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徳川五代将軍の徳川綱吉に仕え、江戸幕府の大老格にまで出世した「柳沢吉保(一六五八〜一七一四)」の命日(十一月二日)にちなみ、十一月三日、武川町の龍澤寺六地蔵石幢(せきどう)前で、「柳沢氏発祥之地記念祭」が開かれた。

当日は、柳澤区柳澤史跡保存会の功刀孝夫会長が、保存会の活動の状況を説明し、「学芸員の研究結果では、(芝居などに登場するような)悪役ではなく、文化人である。実像を理解し、この記念祭を守っていきたい」とあいさつした。

また、同会の小澤芳武顧問と高龍寺の清水琢道住職により、柳澤氏発祥となる家系の流れや、六地蔵石幢のいわれが語られ、三年後の没後三百年の大遠忌法要に向けて、今後、活動の輪を広げることにしている。

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