くらし

八ヶ岳の冬の観光めざし、オーロラショー開催

0122.gif

オーロラに見立てたレーザーショーで、八ヶ岳の活性化を図る「八ヶ岳オーロラ伝説」が、一月二十一日からスタートした。北杜市と長野県富士見町・原村の三市町村が参加する八ヶ岳観光圏整備推進協議会事業の一環。

初日の二十一日は、高根町清里の清里丘の公園ゴルフ場を会場にして行われ、約三百人が訪れた。

このオーロラ伝説は、二〇〇三年に八ヶ岳で低緯度オーロラが確認されたことをきっかけに、昨年、レーザーショーとしてオーロラをイメージしたイベントをはじめたもので、サブタイトルは「八ヶ岳の奇跡、再び・・・」としている。

当日は、十九日夜から降り始めた雪が残り、会場は小雪がちらつく足場の悪い状況になったが、宿泊施設からの送迎が続々と到着。集合場所では、来場者をもてなそうと、清里観光振興会の協力によるハーブティーのサービスなどが行われた。

音楽とともに始まったオーロラショーは、祈りやきらめき、天空などをイメージし、徐々に広がるレーザー光線の光に、会場からは「きれい」の声が上がった。

八ヶ岳ツーリズムマネージメントの小林昭治理事長は、「来場者の約八割が宿泊に結びつき、滞在型のイベントとして前進出来たと思う」と話している。

このオーロラ伝説は、同ゴルフコースの開催が二十四日までで、二十六日から二十九日までは、富士見町の富士見高原リゾートを会場にして実施される。

入場料は、1,500円。問い合わせは電話48-3457まで。