くらし

アルソアの社員食堂、一般利用も可能に

小淵沢町の株式会社アルソア本社の社員食堂を運営する株式会社ビオクラ食養本社(篠根肇社長)では、平成十年五月に、社員食堂としては日本で初めてのオーガニック食堂「ザ・ガーデン」をオープンし、有機農法の作物を利用したメニューを提案している。

自社農場や地元の有機栽培の食材、肉や魚は天然物にこだわった「ザ・ガーデン」のランチプレート(千三百円〜)を試してもらおうと、一般利用者に社員食堂を開放している。

同食堂で提供しているランチプレートは、A(肉)、B(魚)、V(ベジタブル)の三コースで、飲み物とデザートが付く。また、火・木曜日には「女性」を意識して彩りも楽しめる「レディースプレート」が追加されるという。

同社では、アイガモ農法による米づくりや自社農場「レインボーファーム」で収穫した有機野菜を積極的に取り入れているほか、こだわりを持って農作物を生産する農家から仕入れた食材を食堂で使用しているのが特徴で、ガーデンショップでは、調味料や自社水田で収穫した玄米、朝取り野菜なども季節によって販売するという。

ザ・ガーデンのランチプレートの利用は予約が必要(当日可)で、団体利用の場合は、夕食にも対応することにしている。  同社経営管理担当の手島紘郎さんは「社員食堂を一般に開放していることは、あまり知られていないので、産地にこだわったメニューを体験していただきたい」と話している。問い合わせは☎20・5130まで。