できごと

踊りを通して、元気届ける

昨年三月十一日に発生した大地震と巨大津波によって大きな被害を被った東北地方の力になりたいと義援金募集などを定期的に行っている市内のよさこいグループ「甲斐の国小粋」(輿水稔代表)では、三月二十四日と二十五日に宮城県石巻市を訪問し、よさこいソーランを披露した。

甲斐の国小粋では、昨年の震災後、義援金の募集や現地で必要としている救援物資を送る活動を続けていたが、「現地で踊りを披露して、元気を届けよう」という気運が高まり、メンバーに呼び掛けて今回実現した。

一泊二日の行程で、石巻市の仮設商店街の鮎川のれん街商店街をはじめ、桃生町城内仮設住宅、東松島市イベント会場の三ヵ所を巡り、「『踊る時は最高の笑顔で』とみんなに話していたのですが、現地の人の方が元気で、逆に元気をもらってきました」と輿水代表は話す。

甲斐の国小粋では、今後も定期的に現地へ赴き、よさこいソーランの披露やボランティア活動を行いたいとしている。