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nagasaka
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長坂町の清春旅と空想の美術館で、グラフィックアーティストの小池愛さんの七回目の作品展が開かれている。七月十六日まで。
今回は「ティキ&パフィーフランス東部への旅展」で、アルザス地方やブルゴーニュ地方など、ドイツ寄りのコースをティキとパフィーが旅する設定になっている。
作品は、昨年秋に小池さんが現地でレンタカーを借りて移動し、フランス人の温かさに接してきた思いと東日本大震災後の一日も早い復興を願い、福島県産の和紙を使って作品を表現している。
今回初めて和紙を使ったことで、空や湖、建物の塗り壁の雰囲気に質感に似た奥深さを感じるような仕上がりになっているのが特徴で、新作二十点を展示している。
また、現地で愛されている「コウノトリ」も新しいキャラクターとして加わっており、独特な木組みの家の街並みや延々と続くブドウ畑などを紹介し、小旅行気分が味わえる内容になっている。
同館では、作品展の期間中に作家の小池さんを迎えて、作品作りについてや旅行先の出来事を語ってもらう「旅カフェ」を予定しており、詳しくは☎32・8188まで。