八ヶ岳自然散策

豊作期待、武川米

美味しいお米の取れる条件は豊富な水と米作りに適した土壌と昼と夜の気温差のある天候といわれています。

花崗岩質の甲斐駒と鳳凰三山で磨かれた名水と白い砂と粘土質が適度に混ざった土壌に標高五百〜七百㍍の寒暖の差の激しい気候と三拍子そろった武川町で取れるお米は「武川米」として高く評価されています。

田圃の稲も重たく垂れ下がり、農家の人の話しでは今年は日中の暑さと夜中の涼しさと乾燥したお天気のおかげで、旨みのある美味しいお米に育っているとのことで豊作が期待されているようです。

この時期の田圃ではコンバインが走り回り、農道には脱穀した米を運ぶトラックがいたるところに停まって、農家の人たちは収穫に大忙しです。

(文・写真 重田友五郎)