八ヶ岳自然散策

ヤママユ

nagasaka

ある日、コナラの若木にきれいな黄緑色の芋虫がいました。とても太く、長さは十㌢近くあるのでびっくり。コナラの葉を食べています。毛が無いしちょっと可愛い顔。近くにあと二匹いました。

数日すると長さが縮んできたようで不思議でした。今日は見つからないな~、鳥に食べられたかなと思っていたら、いました、いました。

なんと、コナラの葉三枚を上手に使って繭を作り始めていました。上から見たら分かりにくくしてあります。中にいる芋虫が繭の外から透けて見えて、繭の長さは六㌢くらい。インターネットで調べて見たら案の定ヤママユでした。ヤママユの絹は黄緑色で貴重な織物になっているようです。

(文・写真 諏訪邦子)

スポンサーリンク
Journal
Journal
株式会社ピー・エス・ワイが発行する北杜市と韮崎市を対象にした地域新聞八ヶ岳ジャーナルと韮崎ジャーナルです。地域新聞以外には、オンデマント印刷をはじめ、デザイン制作、プロッター出力、カッティングシートなど、様々な要望に対応しております。
記事URLをコピーしました