十二月十三日、高根町の八ヶ岳やまびこホールを会場にして、航空自衛隊「中部航空音楽隊」コンサートが開催され、市内の中学生が、合同演奏をはじめて体験した。
今回のコンサートでは、市内の市立須玉中学校、市立高根中学校、市立長坂中学校の吹奏楽部の生徒四十四人が参加し、同音楽隊による楽器の扱い方や姿勢などをパートごとで演奏指導が行われ、演奏指導の終了時には、同音楽隊から「毎日繰り返し練習して下さい。今日は合同演奏を楽しみましょう」、「楽器を続けて、スーパーおじいちゃん、おばあちゃんになって孫に演奏を聞かせて下さい」と激励した。
コンサートは二部構成で行われ、「タワーミュージック」や「フルート小協奏曲」、「クリスマス・ソング」、「アナと雪の女王」などを披露した。
また、合同演奏の「アフリカン・シンフォニー」は、生徒たちの課題曲として練習を重ねてきたもので、当日は音楽隊と一緒に成果を披露した。
中部航空音楽隊によると、演奏指導などの交流はあるが、県内での合同演奏ははじめて。「夢も希望もあるので、将来音楽家の道に進んでもらえるとうれしい」と話している。
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