我が家のひまわりの餌台には色々な鳥が集まる。ゴジュウカラは戦闘的な顔付きで突進し、シジュウカラとヤマガラは時には大きく広げた羽を激しく振るわせて威嚇し、餌台を独り占めする。
カワラヒワ、モヒカン頭のアトリは大勢で争いながら餌台を占拠する。イカルやシメは嘴（くちばし）を開けて威嚇する。
珍しく可愛いコガラがイカルと仲良く餌をついばんでいると思っていたら、小さい体にヒシャクの柄のように長い尾がある可愛いエナガであった。何とも微笑ましい情景である。
エナガはグループで行動し、子育てに失敗した雌雄が仲間の子育てを手伝うこともあるとのこと。一時姿を見せなかったが、子育てを終えたのか、つがいで餌台に来ている。
（文・写真 佐波義友）
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