くらし

昆虫の標本で、干支の「サル」を表現

monky 長坂町の北杜市オオムラサキセンターでは、今年の干支の「申(さる)」にちなんで、昆虫の標本でサルの笑顔を表現し、来場者の目を楽しませている。

同センターの跡部治賢館長が、「昆虫でサルが描けたらおもしろい」と、3月上旬〜中旬にかけて製作したというこの絵は、縦80㌢、横100㌢ほどのサルの顔で、8種類の昆虫の標本約600匹で作成した。

目の部分には、「ダイコクコガネ」を使用し、毛の部分は「タマムシ」や「コガネムシ」、肌の部分には全身が赤色の「ベニシロチョウ」を使うなど、縁起のよい名前を持つ昆虫や昔から飾りに使われていたという昆虫を使い、「見た人が幸せになるように」と願いを込めている。

同絵の横には、「サル」と「モンキ」の文字が名前に含まれている「モンキアゲハ」や「モンキチョウ」、「ダイコンサルハムシ」など9種類の昆虫を展示。

今後は、干支の12支全てを昆虫で作成する計画で、今夏までに、サルに続く、トリやイヌ、イノシシなどの4種類を製作することにしている。問い合わせは☎32・6648まで。

◎北杜市の情報は八ヶ岳ジャーナルまで