くらし

食と健康を考える講演会

小淵沢町のNPO法人美と健康生活を考える会(滝口玲子理事長)では、食と健康を考える「しあわせライフスタイル八ヶ岳」を8月28日、女神の森セントラルガーデンで開催した。

冒頭のあいさつに立った滝口理事長は、ストリートチルドレンの支援活動や震災による被災地支援など、NPOの活動を紹介し、「食事を健康の役に立てたらと思っている」と今回の講演について紹介した。

講師に迎えたのは、長野県の諏訪中央病院名誉院長の鎌田實氏で、「まあるい心をはぐくむ食と健康」をテーマに講演した。

鎌田氏は、諏訪中央病院に赴任してから、脳卒中の発症率に着目し、脳卒中にならないための減塩活動に取り組んだことや、野菜の摂取量日本一を目標に置いていることを紹介し、「高齢者の就業率日本一がいい」、「みんなが、ピンピンしているのは、生き甲斐があるかどうか」と話し、若返りホルモンといわれている「マイオカイン」が注目されていることを説明し、来場者と一緒になって、ゆっくりとした動作のスクワット運動で太ももに負荷をかけることを奨励した。

続く「オーガニックランチタイム」では、チーフシェフの三森正実氏と管理栄養士の手嶋早苗氏による野菜を中心にした料理とトークタイムが提供され、来場者は、食を通した健康を学んだ。

次回は10月14日で、「まあるい心をはぐくむ食と健康〜体験編〜」で、収穫体験とオーガニックビュッフェランチ、鎌田實氏を迎えた公演を予定している。

参加費は3500円(小中学生800円)で、募集数は130人。詳しくは☎36・5553まで。

 

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